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お知らせ

0.2ctのアレキサンドライトのペンダントを大変希少性があると言って、何時間にもわたって勧められました。高いと思いましたが、80万円で買いました。本当に希少性があるものでしょうか。

アレキサンドライトは現時点では確かに、ダイヤモンド、ルビー、サファイアなどのよく知られた宝石に比べると希少性はあります。しかしアレキサンドライト特有の色変わりが明瞭なのか、またある程度以上の大きさが前提となります。なんとなくアレキサンドライトは珍しい石で非常に高いというイメージにつられて購入してはいけません。また希少性とはなにを基準にいっているのかがはっきりしません。また値上りはだれにも保証できません。値が上がる前に買っておこうという気持ちくらいなら、まだ害は少ないといえますが、将来の換金を考えているなら非常に危険なことです。ジュエリーを買う場合は、希少性、値上り、市価より安いというセールストークには用心してください。このような商法によく利用される宝石は上記以外にピンク・ダイヤモンド、パライバトルマリン、サファイア(パパラチャ)、クンツアイトなど消費者にはよく分からないが名前はいかにも高級そうな宝石です。しかし大きさ、質の違いによって希少性も価格もピンからきりまでです。 ただ、このようなケースはしばしばアポイントメントセールスやキャッチセールスなどの不当な販売方法による場合が多いので、よほど心を強く持たないと断れない事例もあるようです。

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