パールネックレスが活躍するシーズンとなりました。真珠は日本人にとって一番なじみ深い宝石ではないでしょうか。
少し気にかけるだけで永く使えますので、ぜひ大切に扱って真珠の美しさを楽しんでください。
特に気をつけたいことは次の2つ。
(1)ネックレスの糸にゆるみや劣化はありませんか?
(2)使用後にお手入れをしていますか?
<解説>
1. 冠婚葬祭・入学式や卒業式などで欠かせないパールのネックレスですが、糸がゆるんでいる状態のままですと、大事な場面で糸が切れてしまうということも考えられます(金属製のワイヤーであってもゆるみは生じます)。
使用回数にかかわらず2年に一度くらいは専門店で点検してもらいましょう。そして必要に応じて糸替えをしてもらいましょう。
長さが合わないと感じているものであれば、この機会に珠数を調整してもらうのもお勧めです。
2. 汗や皮脂汚れが付着したままですと、真珠特有の光沢がなくなってきます。見た目の汚れはわからなくとも、使用後は柔らかい布(一般的な眼鏡拭きなど)で優しく拭くことが重要です。
珠の汚れは糸の劣化にも繋がりますので、このひと手間を忘れないようにしましょう。