ジュエリーのインターネット販売が増えていますが、それに伴い、お客様相談室に商品についての相談や問い合わせが増加しています。
その中には、製品の表示が正しく行われていないケースが時々見受けられます。相談を受けた中で、「プラチナオープンハート」、「プラチナジュエリー」、「素材=プラチナ」などと表記されて、1000円台で売られている商品を調べたところ、プラチナは全く含有されておらず、鉛が50~60%、錫が30%弱の鉛合金のアクセサリーでした。
インターネット販売においては、「著しく事実に相違する表示」や「誤認表示」は、特定商取引法12条違反になります。
また、鉛は乳幼児がなめたり、飲み込んだりして大量に摂取すると、脳や神経系の発達に障害を及ぼす為、社会的問題にもなっています。
この事は、JJAでもサイト主催者(楽天)に申し入れましたが、楽天は、「場所を貸しているだけなので、直接出店者である販売店と交渉して欲しい。」との回答でした。サイト主催者に責任がないということになると、消費者は、より強い自己責任を負わされることになります。
常識を超えた値引き販売や、貴金属地金相場を反映していない安い価格のジュエリー製品には何か訳があります!ご注意ください。
お知らせ
2007/09/17