チャリティ活動「JJAチャイルドピンズ運動」の支援でアフガニスタンに”寺子屋”が開設されました
先般社会貢献の一環として展開した「JJAチャイルドピンズ運動」。寄せられた募金は日本ユネスコ協会連盟が展開する「世界寺子屋運動」へ全額寄付されました。それにより、アフガニスタン・ファルザ郡に地域の識字率の向上を目的とする「コミュニティ学習センター(寺子屋)」が完成、平成21年12月21日(月)に開所いたしました。
現地では、アフガニスタンの教育相識字担当サルワール・フサイニ副大臣の出席のもと、開所式が行われました。(半年も経ってからのご報告となったのは、当時戦状が悪化、外国人の入国が禁止され、現地人スタッフとの連絡も取れなくなってしまった為です。)
寺子屋には「JJAの寄付による」というプレートが掲げられました。
開所式 | |
「JJAの寄付による」というプレート | |
「コミュニティ学習センター(寺子屋)」 | |
同国カブール県の北30kmに位置するファルザ郡の最北部であるミルアフガン村は、318世帯が暮らし、人口は1590人。調査によると村人の87%が非識字者で、女性の非識字者については97%とも言われています。同センターの完成後は、周囲の6村に暮らす人々も対象となり、このセンターまで歩いて通うことが可能となり、今後地域の識字率の向上が期待できます。 |