技能の向上支援
「ものづくり」に対する関心を高め日本のジュエリー品質を維持向上させるため、厚生労働省・中央職業能力開発協会主催の技能検定、技能五輪全国大会、技能五輪国際大会および技能グランプリの貴金属装身具職種において支援活動をおこなっています。
また、技能検定学科問題解説集を毎年編集・発行しています。
技能検定
厚生労働省が管轄し、働く人々の技能を一定の基準で評価する「国家検定制度」です。実技試験と学科試験の両方に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。
機械加工や建築大工など、さまざまな試験があり、ジュエリーでは「貴金属装身具製作」の試験があります。
「技能五輪全国大会」に出場する場合、地方予選で2級検定試験を出場資格として判断することがあります。また「技能グランプリ」は、1級合格者であることが出場資格になっています。
◆リーフレット
受検資格、費用や問合せ先をリーフレットで紹介しています。
「チャレンジ!技能検定 貴金属装身具製作」(無償ダウンロード)
◆技能検定解説集
受検者のサポートのため、貴金属装身具製作の学科問題解説集を毎年編集・発行しています。
貴金属装身具製作技能検定 学科問題解説・実技課題(実技・学科問題と学科問題の解説)
技能五輪全国大会
厚生労働省などが主催。原則23歳以下の技能者が日本一を競う大会で、毎年開催されています。競技時間内に課題の作品を作り、出来ばえを競います。隔年で技能五輪国際大会の選考を兼ねています。
日本ジュエリー協会では大会運営に協力するとともに、「ものづくり」に対する関心を高め、技能大会への参加者を増やし、ひいては日本のジュエリーの品質を維持向上させるため上位入賞者に報奨金を授与しています。
技能五輪国際大会
ワールドスキルズインターナショナル(WSI)が運営する国際競技大会で、隔年で開催されています。大会開催年に22歳以下(一部職種を除く)の年齢制限があり、技能五輪全国大会で優秀な成績をおさめた選手が日本代表として出場します。
日本ジュエリー協会は貴金属装身具職種の選手育成に協力しています。
技能グランプリ
厚生労働省などが主催。技能検定1級の熟練技能士が日本一を競う大会で、隔年で開催されています。競技時間内に課題の作品を作り、出来ばえを競います。年齢制限はありません。
日本ジュエリー協会では大会運営に協力するとともに、「ものづくり」に対する関心を高め、技能大会への参加者を増やし、ひいては日本のジュエリーの品質を維持向上させるため上位入賞者に報奨金を授与しています。

