ジュエリーのリフォームに興味はあるけれど、ジュエリーショップはなんとなく敷居が高い、出来上がりが不安、どのようにお願いいしたらよいかわからない。という声を聞きます。
【リフォームを検討するきっかけってどんな時?】
- ・ジュエリーボックスに長期間使っていないジュエリーがあってもったいない
- ・形見で受け継いだものの、今のファッションには合わない
- ・子や孫にあげたいから、気に入ってもらえるようなデザインに変えたい
【ジュエリーのリフォームってどんな方法があるの?】
ジュエリーのリフォームについて大きく3つにわけて紹介します。
<1>元のジュエリーの一部を使い、リングからペンダントなど他のアイテムに作り替える
利 点:もとのジュエリーを活かして加工するため比較的簡単にできます。
注意点:もとのデザインや宝石の種類により作り替えが難しい場合もあります。
<2>元のジュエリーの宝石を、ある程度出来上がっている既成の枠に留め替える
利 点:既に形になっている枠を使うため、できあがりのイメージが分かりやすい。
注意点:ある程度決まったデザインの中から選択することになります。宝石が石座に合っていない場合は石が動いたり落ちやすくなる可能性があります。
<3>元のジュエリーの宝石を使い、新たにオリジナルデザインのジュエリーを製作する
利 点:自分だけのオリジナルジュエリーができあがります。
注意点:1点ものなので価格が比較的高額になります。また出来上がるまでの納期がかかります。お店の方と出来上がりのイメージを共有することが必要です。
※お店によりリフォームの呼称や方法に違いがありますので、お店の方に確認しましょう。
どの方法が一番良いということはありません。予算、納期などご希望に合った方法で注文をしましょう。お店の方に希望を上手に伝えるために、イメージの近い画像や参考になるものを準備するなど、ある程度どのようにしたいのか希望を整理してから見積りの相談に行くと良いでしょう。
できれば複数の店舗で見積ってもらうのがお勧めです。
【重要:リフォーム見積り・契約の前にチェックをしましょう】
- <見積りのとき>
- □ お店の方は貴方の好みや希望をしっかり聞いてくれましたか?
- □ リフォームの内容や加工方法、納期、金額の内訳などは分かりやすい説明でしたか?
- □ 貴金属を買取し新しく製作するジュエリーの代金に充てるなどの説明はありましたか?
- □ リフォームに使わなかった宝石や貴金属の返却などの説明はありましたか?
- □ 気になることについて丁寧に答えてくれましたか?
- <契約のとき>
- □ お店でジュエリーの写真撮影、宝石のキズ、ジュエリーの状態を一緒に確認してくれましたか?
- □ ジュエリーを預ける際、後日確認に必要な内容を明記してくれていますか?
- ・お預かり伝票に品物の詳細(外観の様子、大きさ等の計測数値など)
- ・仕上がり品の詳細(デザイン・仕上がりサイズ・素材・刻印など)
- □ リフォーム完成後に不具合があったときの対応について確認しましたか?
- □ 最近ではネットでリフォームを依頼するケースが増えてきています。SNS以外の連絡先やトラブルになってしまった時の解決方法など確認しましたか?
※見積り時のチェックリストにお使いください
リフォームを依頼するかどうかは、費用も判断材料のひとつですが、お店の対応やアフターサービスも含めて信頼できるかが重要なポイントとなります。しかし、初めてのお店で見積りをしてもらう時は「こんなこと聞いていいの?」と思われるかもしれません。リフォームの結果が「こんなはずではなかった」とならないためにも、見積りの相談や契約前に納得できるまで確認をしましょう。