消費者の皆様が安心して真珠のジュエリーを購入できるよう、以下の3団体が協力して作成した真珠に関する用語集です。
● 一般社団法人日本ジュエリー協会
● 一般社団法人日本真珠振興会
● 一般社団法人宝石鑑別団体協議会
統一した品質基準のない呼称。本来は養殖業者が特にきれいな真珠を指して使っていた言葉。近年、一部の鑑別会社がそれぞれの基準でこの呼称を使っている。
養殖真珠を採取すること。日本のアコヤ真珠の浜揚げは水温が下がる冬場に行われる。
同じ形のものは存在せず、形の妙が楽しめる不定形の真珠。
生きた真珠貝の貝殻内面に半形状の核になる凸状のものを貝の内面に貼り付け、その表面に真珠層を作らせた真珠。マベ貝、シロチョウ貝、ヒレイケチョウ貝などで養殖される。
クロチョウ養殖真珠の美しい色とされる呼称。「孔雀の飾り羽の様な色調」と称される。
コンクパールの母貝。大型の巻貝で内面がピンク色をしている。主にカリブ海が生息地として知られ、ピンク色等の天然真珠を産する。シェルカメオの原材としても利用される。
品質を決定する要素はテリ、マキ、形、色、キズ、連相。
淡水の真珠貝から採れる天然真珠。鳥の羽に似た形状が特徴。
小粒真珠。一般に約5mmより小さい珠をさす。
実体色と同義。
円形で扁平な形の真珠。
過去にアコヤ養殖真珠に対して使われたが、現在は使用しないように注意喚起が行われている言葉。販売時にはしっかりと「アコヤ養殖真珠」、「淡水養殖真珠」など誤解を与えないようにしっかり名称を提示する責任がある。